最終更新日 2024/08/19
歯がしみるという症状は知覚過敏です。
「知覚過敏」とは、正式には「象牙質知覚過敏症」と呼ばれます。
冷たいものを飲んだり、冬に水道水で口をゆすいだら歯がしみるといった症状のことを指します。
原因は?
知覚過敏の原因として考えられることは
- ハブラシの圧が強すぎて歯の根っこがすり減っている
- 歯周病で歯ぐきが下がった
- 歯が折れた、ヒビが入った
が挙げられます。虫歯の時もしみますが、歯に穴が開いたりして明らかに分かりますね。
予防するには
刺激になるような冷たい水などで口をゆすぐことを極力避けてください。また、研磨剤の入った歯みがき粉(スーパーやドラッグストアで購入するような歯みがき粉)はなるべく使わないようにするか、もし使うなら使用量を少なくしてください。そして、硬い歯ブラシの場合は普通の硬さの歯ブラシに変更し、しみるところはやさしくハミガキをしましょう。
治療方法
知覚過敏であるならば
①知覚過敏に効果のある歯みがき粉を使用する
②歯医者さんで知覚過敏に効果のある薬を塗ってもらう
③歯医者さんですり減った歯の根もとをプラスチック等で埋めてもらう
などを行います。
ただし、知覚過敏症の原因はさまざまであり、特定できない場合もあります。
歯にヒビが入っている場合にはしみて痛いといった症状が必ずあります。目で見てヒビがあるようだと思っても、しみて痛いといった症状がない場合にはヒビが入っているように見えるだけといった場合もあります。心配であれば歯医者さんで相談してください。