2020年6月更新

予防歯科の重要性

歯医者さんは痛くなってから行くところではなく、きれいな歯であり続けるために通うところであって欲しい。
にしお歯科は予防歯科に力を入れています。

予防歯科の基本は定期的に歯科医院に通って健康なお口を保つことです

歯医者さんのイメージといえば、「痛いから嫌」「何回も通わなくてはいけないから面倒だ」「削る音が嫌い」などといったものが多いかと思います。
しかし、1年に数回、定期的に通って、ご家庭でご自身でむし歯ができないような環境を作れるのであれば、そのような嫌な思いをすることなく健康なお口を保つことが可能なのです。

患者さまにとっても虫歯でつらい思いをしたり、嫌な思いをして歯医者さんに通わなくてもよくなります。
歯科医師も歯を一生懸命削る必要がなくなります。せっかく治療してむし歯を治しても、患者さまのお口の環境が改善されていなければ、再びむし歯ができて、また麻酔をかけて削って、というくり返しになるだけです。
定期的な来院とメンテナンスが歯の健康のための一番の近道です。

治療型の歯科医院とは

虫歯になってしまって、歯医者でつめる→
再度虫歯になってしまって、今度は銀のつめものをする→
再度虫歯になってしまって、神経をとってかぶせものにする→
再度虫歯になって…
といった、痛くなったときだけ歯医者にかかることを繰り返すのが、治療型の歯科医院と呼ばれています。

予防型の歯科医院とは

一方で、現在、一般的になっている予防型の歯科医院とは、虫歯や歯周病にならないように前もって管理する歯科医院のことです。虫歯と歯周病にならないようにするために、
①原因を取り除く
虫歯と歯周病にならないように、バイキンのかたまりである「バイオフィルム」を取り除き、お口の中を清潔にする。
②リスクを理解する
患者様ひとりひとりの現状、虫歯や歯周病のなりやすさ(リスク)を理解する。
③継続的なケアをおこなう
患者様ご自身が自分の歯に関心を持ち「自分の歯を自分で守る」というモチベーションを保ちながら、ご家庭で歯磨きを行う。当院も、すべての患者様にとって、予防型の歯科医院でありたいと願っています。

虫歯を予防するには

むし歯の予防法は、①虫歯の菌を減らすことと、②その活動を抑えること、そして③歯を丈夫にすることです。

歯みがき

虫歯菌を減らすということは、プラークを取り除くことです。プラークは虫歯菌が作るネバネバの物質によって歯に付着しています。この付着力はかなり強いため、うがいでは取り除くことができません。そのため歯ブラシでこすり取る必要があります。
虫歯予防の基本は歯みがきです。

(1)みがき方

歯みがきの主な目的は、歯ぐきに近い部分の歯の表面に付着したプラークの除去です。したがって歯ブラシは、歯の表面の根元に直角にあてて、歯ぐきにもブラシが当たるようにします。そして毛先が5ミリ程度歯の表面で動くように、横に小刻みに動かします。一度に2本か3本の歯をみがくことになります。このようなみがき方で奥歯から前歯、そして歯の裏まで、全ての歯の根元を丁寧にみがきます。このような歯のみがき方をスクラビング法(scrubbing : シャカシャカみがき)といいます。最も効率的にプラークを除去できるみがき方です。この方法で、ある程度は歯と歯の間のプラークも取り除くことができます。しかし、歯と歯の間のプラーク全てを取り除くことはできません。

歯と歯の間の掃除には、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシが必要です。お口の中の状態によってどちらを使用したほうがいいのか、あるいはどちらとも使用したほうがいいのか異なりますので、歯医者さんでご自分に適した歯のみがき方、歯間部の掃除の仕方を教わることが大切になります。

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(2)いつみがく?

ではいつみがくのがよいのでしょうか?
食事に砂糖が含まれていなくても、虫歯菌の餌になる糖分は含まれています。食事をするとすぐにプラーク中の細菌が糖分を取り込んで酸をつくるため、「食事をしたらすぐ歯をみがく」のが基本です。おやつの場合も同じです。「食べたらみがく」が大切です。

しかし、1日に5回も6回も歯をみがくことは、現実には無理なことです。現実的なみがき方としては、朝食後、昼食後かおやつの後、就寝前、で十分でしょう。特に寝ている間は、唾液が出ないことから、口の中の細菌にとっては活動しやすい環境になります。寝る前によく歯をみがいて細菌を減らしておくことはとても効果的です。

(3)歯みがき粉の使い方

歯みがき粉は使った方が効率よく汚れが除去されて、歯はきれいになります。通常フッ素も含まれていて、酸に溶けにくい歯にするためにも有効です。歯みがき粉を適量つけて、全体の歯に伸ばし、そして全ての歯をみがいていきます。みがき終わったら、歯みがき粉を吐き出しますが、うがいは少ない水の量(約15ml:ペットボトルのキャップ分程度)1回にします。フッ素などの、歯の強化や再石灰化に必要な成分を唾液中に長くとどまらせるためです。


ブラッシング法について

①スクラビング法

歯ブラシの毛先を使って清掃する方法です。「ゴシゴシ洗う」という意味からこの名前がつきました。(歯医者まやことしては、ゴシゴシではなく、シャカシャカです!)
・歯ブラシは歯に直角に当てる
・歯ブラシの毛先を歯のすきまに入れ、前後に数ミリ振動させて磨く

②バス法

歯周ポケットのある歯や、冠をかぶせた歯、歯のすきまが広く開いている人に適しています。
・歯ブラシの毛先を歯肉溝かポケットの中に入れる
・1箇所につき十数回前後に振動させる

③フォーンズ法

一番簡単な子供向けの磨き方です。
・上下の歯を軽く噛み合わせ、歯ブラシを直角にあてる
・円を描くようにして奥から前へみがく 

オーソドックスな磨き方は、スクラビング法になります。部分的にバス法を取り入れていただくことをおススメします。
お子さまにはフォーンズ法がおススメです。


当院の診療における理念は、予防型の歯科医院を目指しています。以下に、予防型と反する概念である治療型の歯科医院と、比較して示します。

でも、一生懸命歯磨きをしても何で虫歯になるの?