にしお歯科こども歯科では、見えない原因も徹底的に調べ、虫歯予防をするためには一人ひとり何が必要なのかを見つけ出し、オーダーメイドで予防プログラムを立案します。歯医者やスタッフからの的確なアドバイスと、それが実際に実現可能かどうかをお子さま・ママやパパと一緒に模索していきたいと思っています。
そのためにはママやパパ、ご家族の協力が必要です。ご協力お願いいたします。
当院は、お子さまとそのご家族(ママ・パパなど)のお口の健康を守る、予防歯科の医院として生まれかわりました。
ママからの声
・こどもの歯には虫歯を作りたくない
・こどもの歯ならびをきれいにしてあげたい
・ハミガキってこれでいいのかな?
・どれくらいの頻度でハミガキしてる?
・ハミガキを嫌がってうまくできない…
こんなことはありませんか?
当院は、ママの不安を解決し、ママが子育てしやすいようにサポートしたいと思っています。
そのために必要なツールが、だえき検査です。
だえき検査によって、一人ひとり異なる虫歯の原因が分かり、それぞれに合った予防方法をご提案できます。
虫歯は、「細菌の量」「食生活」「歯やだえきの性質」など、さまざまな要因が複雑に絡み合ってできます。今まで虫歯になっていた本当の原因や、これから予防できる方法を知ることができます。子育て中のママは、「甘いものは虫歯になるから食べちゃダメよ!!」って言い続けなくても良くなります。
オーダーメイドの予防プログラム
実際に、だえき検査でなにが分かるの?
虫歯菌の一種であるミュータンス連鎖球菌、虫歯菌の一種であるラクトバチラス菌、唾液分泌速度、唾液緩衝能がわかります。
当院では、オーラルケア社の「デントカルト」という検査キットを用いて行います。
どうやって検査するの?
<だえき検査の所要時間は約15分>
- ワックスを1分間噛む
- 虫歯菌①(ミュータンス菌)を採取する
(デントカルトSMを使用) - ワックスを5分間噛み、だえきの量をはかる
- だえき緩衝能を調べる
(デントバフストリップを使用) - 虫歯菌②(ラクトバチラス菌)を採取する
(デントカルトLBを使用) - 定温器に保存
:48時間(2日)後、96時間(4日)後に
測定結果を確認
結果はどう分かるの?
まず、唾液の分泌速度と唾液緩衝(かんしょう)能を確認します。次に、虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌)の繁殖具合をチェックします。そして、食生活アンケートやお口の中の汚れ(歯垢)の具合を確認します。 虫歯に関する因子の相互関係を円グラフで表して視覚化するツールである、”カリオグラム”を用いて、虫歯を避けられる可能性について、総合的に判断させていただきます。
一人ひとりに適した虫歯予防をご提案いたします。
例えば、このグラフで、一番大きい割合を占めているものは、なんでしょうか?
水色の「感受性」ですね。
つまり、私は歯の感受性がハイリスクという結果になりましたので、歯の感受性を高めればよさそうですね。
では、具体的には何をすればいいのでしょうか?
① →「フッ素」の使用で解決できそうです。
フッ素にも、家庭で使用するフッ素と、歯医者さんでのみ行うことができる高濃度フッ素塗布があります。歯みがき粉にフッ素入りのものを使用することでも歯質の強化ができますね。
② →「唾液分泌速度」「唾液緩衝能」でも解決できそうです。
虫歯になりやすい部位に特化した歯みがき方法を実践したり、歯の再石灰化を可能にするキシリトールを活用したり、食生活の改善でもリスクを回避することができます。
このように、リスクを最小限に抑えることができ、患者様が自分自身で何ができそうか、一緒に考えていただき、毎日のお口の環境にしっかり興味をもってもらうことが、この唾液検査の目的です。
虫歯予防で一番大事なのは、患者さん自身で行うセルフケア
3か月に1回歯医者さんに通うだけでは、ほんとうの虫歯予防にはなりません。自分の磨き方の癖や食習慣をチェックして、「変わらないお口」を維持して頂きたいと考えております。