よくある質問
- 4才の孫が、近くの歯医者さんに通っています。子供が泣いて嫌がるからなのか、大きな虫歯があるのですがフッ素しか塗ってくれません。孫がご飯のときに噛むと痛いと言っています。なんとか治療をしてもらえませんか?(瀬戸市60代女性)
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当院では、まず歯医者さんに慣れるところから始めます。まずは、「お口アーン」から少しずつ進めていきます。スケーリングといった、歯のお掃除も練習していきます。
歯医者さんは怖いところだ、という概念を取り去りたいと考えています。
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こどもの歯医者さんの定期健診は何か月毎に行くのがいいの?(瀬戸市30代女性)
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ひとつの区切りとして3か月毎に定期健診やフッ素塗布を行うのがベターと考えます。保護者の方の仕上げ磨きが適切にされている場合は、当院では6か月毎の健診とさせていただく場合もあります。短くギュッと通院していたが、お母さんが通院に疲れてパタッと来院が途絶えてしまうよりは、半年毎でもいいので長いスパンで通院していただいた方がお子様の口腔内はいい状態が続くと、当院では考えています。
などの相談・問い合わせをいただいております。
瀬戸市からのアクセス

(電車の場合)
名鉄瀬戸線に乗車し、名鉄瀬戸線・三郷駅で下車してください。三郷駅から北へ(尾張旭市森林公園方面)へ徒歩約5分です。
(車の場合)
瀬戸方面からは、瀬戸街道を西に進んでください。
お子様の虫歯予防で一番大切なのは、仕上げ磨きをちゃんとしていただくこと
「虫歯の治療をしてくれないから」と心配されて歯医者さんにお子様を連れて来院される方がいらっしゃいます。色々なご家庭の事情があることも十分理解しているつもりですが、やはり一番大切なのは保護者の方の毎日の仕上げ磨きとなります。仕上げ磨きをせずに、「虫歯が進行するのが心配」とおっしゃってる方がみえますが、あえて厳しいことを言わせていただくと、本末転倒です。どんなに虫歯の進行が心配とおっしゃっていても、保護者の方が仕上げ磨きしていないのでは、歯医者としてもどうしてあげることもできません。
虫歯が進行しないポイント①
夜、寝る前に必ず保護者の方が仕上げ磨きをしましょう。
寝ているときはつばの分泌量が少なくなるため、お口の中をきれいにしてくれる自浄作用が失われます。一番効率よく虫歯の進行を防ぐためには、「夜寝る前に」必ず磨いていただくことが重要です。
虫歯が進行しないポイント②
歯ブラシの届きにくい場所(=虫歯のリスク部位と言ったりします。)を保護者の方が理解することが重要です。
- 歯と歯ぐきの境目
- 歯と歯の間
- 噛む面のミゾ
です。子どもの歯の時は、「①の歯と歯ぐきの境目」はそんなに気にされなくても大丈夫です。以下のリンクは大人の方への自分磨き用のものですが、分かりやすく解説されています。
虫歯が進行しないポイント③
清掃補助道具=デンタルフロスを使用してください。歯と歯の間は歯ブラシでは十分に磨けません。フロスを必ず使用してくださいね。
虫歯が進行しないポイント④
家庭用の低濃度のフッ素や、キシリトールを使用してみてください。
虫歯が進行しないポイント⑤
食習慣を見直してみてください。ダラダラとジュースやキャラメルを口の中に含んでいませんか?
規則正しい食生活になるだけでも十分虫歯予防になります。
お口の中は、その子の家庭環境を物語る
お母さんたちの日々の考えや行動が、お口の中ににじみ出てきます。仕上げ磨きをしていないことを隠そうとしても、お子様の口の中を見れば一目瞭然です。
日々の診療の中で、「お母さんたちの行動を積極的に促すことができる」にはどうしたらいいかと、歯医者としていつも言葉がけを考えています。ただ単に、磨いてね、ではなくてハミガキのポイントを押さえてできるだけ手抜きをしながら生活してほしいと願っています。