歯科健診は、なんとなく3か月から半年くらいの間隔で通われている方が多いのではないでしょうか。結論から申し上げると、歯医者さんから歯の掃除の「合格」をもらっている方であれば、1年毎でもよいと考えます。
「合格」の基準
- 歯ブラシの毛先がちゃんと当たっていること
- デンタルフロスや歯間ブラシでの歯間部のケアもできていること
- 歯医者さんで使うスケーラー(お掃除の道具)でのお掃除で歯肉からの出血が少ないこと
の3つになります。歯茎はとても素直なので、汚れがついているとちょっと触るだけで出血してきます。
この「合格」がもらえるまでは汚れの付き具合によって3か月毎あるいは、半年毎の歯科健診がおすすめです。
年齢別の健診の間隔は?
1歳半
1歳半には、「母子保健法」により市町村に実施が義務付けられている「法定健診」があります。その歯科健診で虫歯と診断されてしまった場合は、虫歯のハイリスク群となりますので、どんなにきれいに磨いていただいたとしても、ずっと3か月毎の歯科健診をおすすめします。
3歳
3歳児にも、「母子保健法」により市町村に実施が義務付けられている「法定健診」があります。その歯科健診で虫歯と診断されてしまった場合は、やはり虫歯のハイリスク群となりますので、どんなにきれいに磨いていただいたとしても、ずっと3か月毎の歯科健診をおすすめします。
6歳
上記の年齢で虫歯と診断されなかったとしても、6歳臼歯が萌えてくる6歳ごろにはぜひ3か月毎に歯医者さんに通ってください。6歳臼歯はほんとうに虫歯になります。
また、前歯がはえかわる時期でもあるので、変なはえ方ではないかのチェックも併せてできるのでぜひ3か月毎に歯医者さんへ。
12歳
上記の年齢で虫歯と診断されなかったとしても、12歳臼歯が萌えてくる12歳ごろにはぜひ3か月毎に歯医者さんに通ってください。12歳臼歯もほんとうに虫歯になります。
以上をまとめると、注意するべきは6歳ごろと12歳ごろになります。その時は何もなくても歯医者さんへ。


