当院では、「小児の診療において身体拘束はしない」をモットーにしています。
なぜなら一度身体拘束(抑制)して治療した子どもたちは、その後歯医者に通えなくなってしまう事がある(多い)からです。なんとか抑制せずに子供たちの頑張りのもとで治療を完遂したいと考えています。だいたい4・5歳ごろになると一人で診療台に寝転がる事ができますので、治療を開始していきます。

当院は「レストレーナー」を使用しません

抑制下での治療は、お子さんのトラウマとなり当院では推奨しておりません。ですので、外傷時や急性症状出現時の緊急処置は抑制下では行いません。抑制しなくてもいいように、歯医者さんに慣れてもらって、お子さん一人で診療台にゴロンとしている状況にしておきたいのです。

ただし、抑制下で治療している歯医者さんを否定しているわけではありません。理想から言えば、虫歯は見つけ次第早急に治療することが望ましいですからね。

一番重要なのは、虫歯にならないようにハミガキをちゃんとしてあげる(フロスも含めて)ことです。虫歯にならないように予防する、これが一番大切なことです。

「身体拘束下での歯科治療に関する基本的考え方」参照

https://www.jspd.or.jp/recommendation/article16/