フッ素を利用することで虫歯の発生を防ぐことができます。今回は、フッ素の効果的な使用方法についておさらいします。

効果的なフッ素入り歯みがき粉の使用方法について

①歯ブラシに下図に示した年齢に応じた量の歯みがき粉をつける
②磨く前に歯みがき粉を歯面全体に広げる
③2~3分間歯みがき粉による泡立ちを保つような歯みがきをする(特に歯みがき方法にはこだわらない)
④歯みがき粉を吐き出す
⑤10~15mlの水を口に含む
⑥5秒間程度ブクブクうがいをする(洗口は1回のみ)
⑦洗口は1回のみとし、吐き出した後はうがいをしない
⑧その後1~2時間程度は飲食をしないことが望ましい
さらに、フッ素入り歯みがき粉を用いたブラッシング回数は、1日2~3回と頻度が高いことが望ましいです。

日本口腔衛生学会  フッ化物配合歯磨剤に関する日本口腔衛生学会の考え方
より

東京都文京区歯科医師会HPより

https://www.bunshi.or.jp/data/hukkabutu3.pdf

ゆすぐ水の量は、10-15mlです。
ほんとうに少ない量です。

歯間ブラシには、歯みがき粉ではなく、フッ素ジェルをつけて磨きましょう☆

当院衛生士が、勉強会に参加し、上記のように教わりました。
歯医者の私も、目からウロコがおちました。なるほど!と。現在、私も実践しています。