入れ歯安定剤は何がいいですか?という質問をよく受けます。

入れ歯安定剤の種類

入れ歯安定剤には、クリームタイプやパウダータイプ、クッションタイプがあります。
一般的には、クリームタイプがよく使われているようです。

どんな時に使うといいのか?

 → ズバリ、総入れ歯の方で顎の顎堤(どて)が著しく吸収している場合

基本的には、入れ歯安定剤は使わずに生活していだきたいと考えています。しかし、歯が1本もない総入れ歯の方で、歯茎がやせて入れ歯が落ちてしまったり、動いてしまってどうしようもない時に使用してください。

なぜオススメしないのか?

 → 不潔になるから

入れ歯安定剤は、基本的には取り外してきれいにお手入れをする事が前提となっています。入れ歯安定剤とは、その製品の特徴からネバネバして取り外しにくくなり、食事摂取も相まって、汚くなりがちです。

→ 取り外して、また安定剤をつけなおす無限のループにはまるから

入れ歯安定剤をつけて外して、つけて外して、の繰り返しになっていきます。

→ 安定剤をつけて歯ぐきが痛くても、入れ歯を調整できない(しない方がよい)から

入れ歯を安定させるために安定剤をつけていて、なおかつ入れ歯が痛いとなっても、入れ歯を削って調整するのはナンセンスと言えます。