自宅での応急処置

どうしても症状を和らげたいときに試してみてください。

  • 痛いところを冷やす: 頬の上から水で濡らしたタオルや保冷剤をタオルでくるんだものを当ててみてください。ほんとうに少し楽になります。温めると逆効果になるため、入浴や飲酒は避けてください。
  • 清潔に保つ: 普通~やわらかめの歯ブラシで優しく磨いてください。基本的には、磨けていないことが原因の場合が多いので、歯間清掃補助道具のデンタルフロスや歯間ブラシも使用してみてください。
  • 市販の鎮痛薬: 市販のロキソプロフェンNa(いわゆるロキソニンR)などの痛み止めを飲んでください。

主な原因

①全体的に痛い、あるいはある部分だけ痛い場合

→歯周病・歯肉炎: 歯と歯茎の間にたまった汚れ(歯垢)が原因です。基本的には清掃不良です。腫れや痛み、出血がみられます。

②ある一か所が痛い場合(かつ、繰り返している場合)

→根尖性歯周炎: 歯の神経の治療がしてある歯になることが多いです。歯の根っこの先に膿がたまり、歯茎がズキズキと痛んだり、歯の根っこに膿の袋ができたりします。

③奥歯の方や顎が痛い

智歯周囲炎: 奥歯の親知らずの周りはどうしても汚れがたまりやすく、はえ方によっては自分で磨くことが難しいです。ズキズキ痛んだりや腫れたりします。

季節の変わり目や寝不足などで体の免疫力低下すると、歯茎がうずきやすくなります。

歯医者を受診するべきか?

以下のような症状がある場合は、早めに歯医者さんを受診してください。

  • 発熱
  • 息がしにくい
  • 顎の下のリンパ節が腫れている
  • 強い痛みや腫れが2〜3日以上続いている
  • 歯茎から膿が出たり、歯がグラグラ動く

にしお歯科には女医が在籍しています。

▶︎著者について

西尾麻矢子 (にしお歯科こども歯科院長)

・歯科医師 医学博士
・日本口腔外科学会認定医
・日本口腔科学会認定医